AtWill


私は、GameMakerと呼ばれる開発プログラムを持っていないので、プレイ動画、人から聴いた情報、自分のプレイ経験から来る推測でお話しします。
予め、ご了承ください。m(_ _)m



暑くて眠れない夜に分析しちゃいました。(^^)
通称、ドットと呼ばれるものです。


ドットとは?

アイワナには、ドットといった概念があります。
ドットとは、点の事です。2Dは点の集まりで構成されています。

図左は、等倍(1倍)のKID君。
図右は、8倍に拡大したKID君。KID君はドットで構成されていますので、拡大するとドットがよくわかると思います。
鼠色の線はグリッド(格子)と呼びます。



代表的なドットの例

私は、初心者の頃、人のプレイ動画を見て気づいたんですが、これにより越えられる針配置と越えられない針配置、抜けやすい針配置と抜けにくい針配置、届く足場と届かない足場があります。
通常、難しい針ゲーや罠ゲーには、こういった概念が含まれています。

代表的な針配置イーブイを参考にしますと・・・。


図左は越えにくく、図右は、右キーとジャンプキーを同時に押すと楽に超える事が出来る。

KID君の足元を見ると分かりやすいのですが、左は針と足元に隙間があります。右は殆ど隙間がありません。
これにより、イーブイの出やすさが変わります。




向きによる違い


まず、KID君の方向により、多少見た目上違いがあるようで、同じドットにいるのですが向いている方向で足元に違いがあります。

図のブロックは32ドットのブロックです。
KID君が右を向いている場合、ブロック端にピッタリかかとがあります。
KID君が左を向いている場合、ブロックから1ドット足先が出ます。

同じ向きだと分かりやすいので、以降同じ向きで分析します。




構成

調べてみると、KID君は3ドット単位で横移動をしている様です。
足元から推測すると、KID君の幅は14ドット。(実値は幅11ドットの様です)
1ブロック32ドット。
これが、どういうことかというと・・・

図の様に壁際から、右へ11回移動すると、KID君は1ドットずつブロックからズレていくということです。



図は、左端のブロックでドットを合わせた場合、右へ10回移動すると、下ブロックに2ドット乗った状態になります。
更にそこから右へ11回移動すると、下ブロックに1ドット乗った状態になります。
更に右へ11回移動すると、KID君はブロックに乗れないので落下します。

これが、ドットの概念です。




ドットを合わせる技術


仮定しないと難しい話になるので、仮定して話したいと思います。
矢印の先が壁です。

図の壁AをX座標0と仮定します。
壁AへKID君を押し付けると、KID君はX座標0になります。

KID君は14ドットで構成されていると仮定すると(実値11ドット)、壁BへKID君を押し付けると、KID君は32ドットー11ドット=X座標21になります。
KID君は3ドット単位で移動するので、21÷3でKID君はX座標0へ移動することが出来ます。
注意: これら式は、実値を元に修正しています。

つまり、ブロックを挟んだ2つの壁へ押し付けると、他の壁でKID君の位置を補正しない限り、KID君はX座標0から3の倍数に立ちます。
0−6、0−3、0+3、0+6、0+9、0+12・・・といった具合です。



壁CにKID君を押し付けると、KID君はX座標32に立ちます。
移動量は3ドット単位なので、32÷3=10・・・余り2。

他の壁でKID君の位置を補正しない限り、常にX座標2を中心とし、3の倍数座標に立ちます。
2−6、2−3、2+3、2+6、2+9、2+12・・・といった具合です。



この3ドットグリッド(3ドット格子)上に、KID君は必ず移動し立ちます。




ドット活用術1(降りジャン)

ここで紹介する技は、奇妙な配置wwでない限り通用します。(^^)



以下、図の様なブロック単位(32ドット毎の)配置に対し、足場から横ボタンだけで降りることが出来る配置。
壁Aにドットを合わせた場合 針1に当たらない。
針2に当たる。
針3に当たらない。
壁Bにドットを合わせた場合 針1に当たらない。
針2に当たらない。
針3に当たる。
壁Cにドットを合わせた場合 針1に当たる。
針2に当たらない。
針3に当たらない。



更に細かく書くと、次のように対応しています。



そして、左右を対称に同じ理屈が通用します。






応用すると、降りジャンを出来るようになります。

ブロックぎりぎりに乗ることが出来、右へ3ドット、下へ1ドット先が空いているので、
2歩ぐらい当たらずに移動できます。
この間にジャンプボタンを押すと、降りジャン出来ます。

図上は、ブロックぎりぎりに乗っている様子。
図中は、右ボタンを押した場合の落下前位置。
図下は、右ボタンを押した場合の落下後位置。



壁Cでドットを合わせると、ブロックぎりぎりに乗り、1歩右へ移動すると真下に針があるので、落下すると針に当たり死にます。



壁Bでドットを合わせると、ブロックぎりぎりに乗り、1歩右へ移動すると真下に針があるので、落下すると針に当たり死にます。






最後に

殆どの針ゲー作者様方は、ドットの概念を理解しているので、ドットが無ければ進めないような配置の前に、ドットを合わせるための壁を用意しています。(^^)


これが私の水平方向ドットを調整する技術です。
どうぞ、ご活用ください。(^^)


最後に、これを解きWEBを作成したのは、2016年5月のGW頃です。
これ以前に書いたドットの内容に、一部間誤りがありましたので修正しました。(^^)





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